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キッチン用タッチレス水栓の改造

 今回も過去ネタですが、4年くらい前にキッチンの水栓を変更しました。元の水栓はマンション購入時に設置されていたごく普通の物で使用には支障がなかったのですが、汚れがこびり付いておりガタつきも出てきていました。

 現役を退職した際に少しは家事分担をしなければと朝夕の食器洗いをすることとしたので、自分が使いやすいようにLIXILのタッチレス水栓ナビッシュをDIYで取り替えました。


 使用感としては、よく口コミに出ている「意図せずにセンサーに近づき水が出る」というデメリットはありますが、水栓に触らなくても出水止水ができるのはデメリットを上回るメリットと思っています。その後ネットを見ているとフットスイッチというのを見つけ、足で操作できるので両手が塞がっているときは便利かなと思い自分で作ることとしました。

 タッチレスセンサーもあるので両方使えるように設計の方向を定めました。スイッチをどうするかを考えたところ、もともとあるキッチン引出しの取っ手を活用することとし写真のとおりとしました。

 外観上スイッチがほとんどわからないと思いますが、取っ手の左右2か所にタクトスイッチをつけています。この取っ手部分はヒザが当たるところで、足を浮かせる必要もないので使い勝手は良好です。よってフットスイッチでなくニースイッチかも。

 

 改造の概要及びタッチレスセンサー/フットスイッチの動作関係は、下図のとおりです。

 

 赤外線受光センサーも付けて、スマートスピーカー(アレクサ)➠スマートリモコン(nature remo)を経由して、音声で出水止水をできるようにしていますが、これはあまり使っていません。大鍋に水を入れる時ダイニングに回ってくるなどシンクから少し離れた際に使えるかなと思いましたが、そういう機会はほぼありません。

 

 少し色々つけ過ぎたことから、万が一誰もいない時に水が出っぱなしになると怖いので、人感センサーを付けてキッチンに人がいるときだけ、本システムが稼働するようにしています。また、水栓自体を拭き掃除する際に出水させないよう手動スイッチをつけてました。

 

 タッチレスセンサーとフットスイッチの両方が使えますが、やはり何らかの形で両手を使っている時が多いので、フットスイッチ中心に使用してます。シンクの左側に浄水器のコックがあるのですが、浄水器の水を出そうとしてフットスイッチを押してしまう混乱はありますが、便利・快適に使用しています。 

 完成した当時、動作内容をYouTubeにアップしてあります。

www.youtube.com