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新しいガスレンジと古いレンジフードの連動

 3年前のことですが、ガスレンジが古くなったことから新しいガスレンジに買い換えました。大阪ガスの210-H672というやつで、ハーマン製の物のようです。

 

 このガスレンジにはレンジフード連動機能が付いていましたが、当然我が家の17年前のレンジフードは対応してません。

 ガスレンジとレンジフードの連動機能は、火を点けるとガスレンジから赤外線信号が発光されてその信号をレンジフードが受光してモーターが動き、消火すると別の信号が発光してモーターが止まるようになっています。

 せっかくガスレンジが信号を出してくれているので、DIYで連動できないか検討しました。 まず購入したガスレンジからどのような赤外線信号が出ているか調べる必要があります。USBロジックアナライザに赤外受信センサーを接続して赤外信号を見える化しました。

 

信号の中身を解析したところ、NECフォーマットの信号であることがわかりました。

 「O-family」さんのNECフォーマット 赤外線リモコン 受信テスト プログラムで信号の内容を確認した結果、ON信号は[87 51 8A 75]・OFF信号は[87 51 8C 73](ともに16進表記)であることが分かったので、いつものとおりバスコムAVRでプログラムを作りました。

 消火したタイミングでOFF信号が出ているので、消火と同時にモーターをOFFにしても良いのですが、煙等が漂っていることもあるので消火3分後にモーターを止めるようにプログラムしました。

  また、ダイニングテーブルにホットプレートを置いて焼肉をすることがあり、その際に換気扇をつけているので手動でもON-OFFさせるようにマニュアルスイッチも取り付けました。赤外線の受光センサーとともにレンジフードの近くに写真のように設置しています。電線もできるだけ見えないように戸棚の中を通しています。

 

 もともとある レンジフードのスイッチは、写真のように常時モーター弱、電灯ONにしており、コンセントとレンジフードのプラグの間にリレーモジュールを入れて、マイコンで制御しています。モーターがON-OFFすると電灯もON-OFFするので便利です。

 メーカー推奨のペアリングでは風量連動も行うようですが、そこは連動できていません。湯沸かし・煮炊き物では「弱=1」に、炒め物などの時は「中=2」や「強=3」に手動で切り替えています。

 DIYする前は、レンジフードの付け忘れや消し忘れがありましたが、今は自動でやってくれるので便利です。